■月刊誌「書の心」 |
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■当会発行の出版物
日本書道研究会出版部発行の書籍をご紹介いたします。
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◆顔真卿書「東方朔画賛(碑表)」
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- 稀に見る精拓
- 漢の東方朔について記す晋の夏候湛の撰
- 安禄山の乱の前年、平原の大守顔真卿の46歳の大楷
- 一碑一面貌の面目躍如
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◆顔真卿書「東方先生画賛碑陰記」 |
- 漢の東方朔についての顔真卿の撰文
- 王羲之の細楷東方朔画賛に対比される顔真卿の同文の大楷
- 顔法研究者、学書者にとって好個の手本
- 漢学者・相原米寿先生の簡明な読解つき
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◆顔真卿書「唐 顔魯公三表真蹟」 |
- 流麗清勁、魯公顔真卿の人柄を偲ばせる表三種
- 感謝・謙譲の念に溢れた魯公49〜50歳の行書
- 感情を胸に秘めた三稿と好対比
- 顔真卿研究者、学書者にとっては原寸大のこの上ない資料
- 最高級の精拓(跋文三種付)展覧会作品の参考手本としても好適
- 漢学者・相原米寿先生が推敲に推敲を重ねて丁寧に作られた読解文付録付
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◆顔真卿書「多寳塔字典」 原 霞峯 編 |
- 顔書が「一碑一面貌」といわれるように夫々の碑が全く別人によって書かれたのではないかと見られるほどに多様性を持っており、その書法が年齢とともに大きく変化を見せているので、顏書の多数の碑の文字を一冊にまとめてしまうと、学書者にとっては迷いを生じるもとになってしまう。書道の字典は研究・学習の用に供される以上、顔真卿の書の場合は一碑一字典になっていなければ字典を生かして使うことは相当困難であろうと思われる。
そこで先ず手始めとして「多寳塔字典」をまとめることにした。多寳塔碑の本文全2018文字(親字846字)を重複をいとわず、縮尺せずに収録し、同じ碑で同一文字が如何に書き分けられているか、同じ点画がどのように変化しているかなど、比較研究し易いようにした。本書を顔法の揺籃期の書法を探る手がかりとして机辺におかれ、更に創作の友としていただきたい。
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